未だに美化できず、他言もしたく無い位おもつらい記憶。
先週・・・3連休の中日
久しぶりの釣り友が、いつもの湧水に来た時。
木端アマゴでも綺麗な魚をと
いつもよりずっと上流の涼しいエリア。
願わくば8寸クラスを目標に釣り上がる。
蜘蛛の巣叩きながらピンスポットを釣り上がるも無反応
そして、一番最初に現れた大きな淵
上流のエリアと言えども車道の直ぐ脇なんで、
期待もせず淵の開きを覗いてみると・・・
でっかいアマゴが泳いで居ました。
おお~っ!
と、思うも束の間でした。
でっかいアマゴはすっと姿を潜めてしまいました。
でもすぐにまた元の位置へ
しかし、先程よりずいぶん深くへ沈んで居ます。
ここで・・・
今まで培った要らない引き出し!?
ニンフ沈めて
でも、折角組みなおした手段がフォルスキャスト1回でオジャン
はたまた、プルプル震える手で結んでイザとなった時、
肝心な魚が居なくなっていたとか・・・
だから、この時は今のまま6xのショートリーダーで、
#16のピーコックパラシュートで行こうと!
・・・・ピンスポ狙いのシステムだから、ずいぶん力強く竿を弾いて
失速したラインのまま水面に落とした。
信じられなかったけど、そのアマゴは浮いてきた
ちょっとバックしながらお腹が見えるのまで分かったけど
それでも「シュポン!」と
音がしそうなくらいにフライをがっちり捉えてくれた。
ずいぶんと余裕があった。
一回、流れ込みに走った時があったけど難なくいなせた。
そして、フッキングからのパニック状態で一気に水面に浮かせた。
最初の勝負!
背中からネットを引き千切る様に差し出した。
やっぱ、一気に逆転されてしまった。
・・・ある、ある。
気分的には余裕だったので、あとは流れの弱い淵尻で終始応戦できた。
FLピンクの目立つパラポストからも、こちらが有利な位置に
フッキングしているが確認できた。
バレル時はすぐにばれるし、長すぎたって良い事無かった。
魚が上向いて観念した(と、思った)
今でしょ!
すでに握ってしまっているネットを握り返して
竿を立てた!!
・・・・とたんにバレタ!!
垂直に跳ね上がったラインは上の木の枝にフライごと突き刺さっていた。
普段なら悔しくて、その反動のままロッドが折れても構わない(?)位
川面向かって振り下ろして感情をあらわにしてたはずなのに
この時は居たって冷静
ゆっくりラインを巻き取って
その僕の分身だった「輝ける毛鉤」を丁寧に回収して・・・
釣りたくて、釣りたくてが強すぎて・・・
なんだったんだろうね~。
白日夢
妄想夢でも見てたかな?
でも、いい夢だった・・・
大丈夫!
思い通りになってばかりの人生じゃ詰まらないの分かってっから!
その「輝ける毛鉤」は、フライパッチでも無く
ドライフライのボックスでもなく
なぜか、ニンフのボックスに大切にしまってあった。
それをやっと見付けだして
想い出の「輝ける毛鉤」
まだまだ、釣り足りないよ
(2014.7の出来事)
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